タスクの先頭が赤い×印になっていないか確認する

タスクの先頭のマークが赤い×印の場合、

ダウンロード先のパス名が文字化けしている → ご使用のOSで使える文字に直してください（ファイル名が文字化けしている場合はタスクのプロパティでエンコードをUTF-8にして読み込んでみて、それでもだめならアウトです）

ダウンロード先がFAT32フォーマットである → NTFSフォーマットに変換して下さい

ダウンロード先のドライブにエラーがある → ドライブのエラーチェックをして下さい

ダウンロード先の容量が不足している → 空き容量を増やすか、別のドライブにダウンロードして下さい

ダウンロード先のドライブがネットワークドライブである → ネットワークのトラフィックが衝突しますので、ローカルのドライブにダウンロードすることをおすすめします

ファイヤーウォールをチェックする

もしファイヤーウォールを使用しているのであれば、その設定を確認し、BitComet自体の通信や、BitCometが使用するポートを塞いでいないか確認してください。

BitCometはWindows XP SP2に付属するWindows ファイヤーウォールを自動設定することができますが、それ以外のファイヤーウォールはユーザーが設定を解除しなければなりません。（ノートン、マカフィー、ウイルスバスター、カスペルスキーなど）

ファイアウォールの設定変更方法へのリンク

しばらく待ってみる

辛抱強く待ってください！
これは重要なポイントです。

ダウンロードの開始直後は、混雑しているトラッカーからの応答がくるまで、相当の時間を要することがあります。トラッカーは過負荷状態により、何回かに一回しか応答できないこともあります。10分～1時間はそのままにして様子を見てみてください。


最初は、あなたが他の人に提供できるピースをあまり持っていないために、より多いピースを持っているピアからダウンロードするために引き替えに提供できるピースが少ないので、ダウンロードの始まりは回線の速度にかかわらず、特に遅いことがあります。


クライアントを開いたままにして、十分な時間ダウンロードのタスクを放置しておいてください、そうすればいずれ問題は解決することでしょう。

トラッカーに接続できているか確認して下さい

該当するタスクを選択して、下側のトラッカーの欄をクリックして下さい。

右に並んでいるトラッカーのうち、どれかが 「Tracker return ** peers」 と応答しているか確認して下さい。これが2以上でないと、あなたしかこのTorrentに群がっていないということになります。

「Tracker connection error」 となっている場合は、トラッカーがダウンしているか、負荷が高くて応答が遅いか、トラッカー自体が撤去されているということになります。

「Banned …」 となっている場合は、BitCometでの接続か禁止されているトラッカーかもしれません。トラッカーのサイトの説明をよく読んで許可されているクライアントを使用するか、DHTネットワークで接続できるチャンスにかけてください。

いくら待っても、どのトラッカーからもピア情報が入手できない場合は、まずダウンロードできないでしょう。

あなたがダウンロードしようとしているTorrentが活動状態であるかどうか確認してください

トラッカーに接続できれば、トラッカーからの情報、そうでなければ、トラッカーサイトのSeedとPeerの情報を確認してシードが存在しているかどうか確認してください。

BitCometのタスクリストでは、シード/ピア[すべて]という欄が

**/**[@@/**]

の@@の欄が0でない、ということです。シードが存在しなければ、ダウンロードが完了することは、「まず」ありえません。

0/**[0/**] という状態のTorrentはまずダウンロードできないでしょう。あきらめが肝心です。

ルーターを確認してみてください

BitTorrentは非常に多くの数のセッションをピア同士で張ります。
そのため、旧式のルーターでは、同時セッション数の上限などにひっかかり、十分な通信速度が得られないことがあります。

プロバイダーなどから提供されるモデム内蔵のルーターではなく、廉価なモノでよいですから、市販されている、新しい高速なルーターを使ってみてください。

また、ルーターの機能でBitTorrentによる通信や、BitCometの使用しようとしているポートでの通信が阻害されているケースもあるかもしれません。

能力の向上ができない場合は、DHTネットワークを無効にするなど、通信負荷を下げる設定を試みて下さい。

プロバイダー等のプロキシの設定をチェックする

通常はプロキシを利用する必要はありません。

ですが、何か目的があるか、プロバイダーからプロキシサービスの利用が義務づけられている（利用しないと通信できない）場合、そのプロキシがBitCometの通信が利用する Socks に対応しているか確認してください。

対応していれば、その対応度合いに合わせて、Socks 5 > Socks 4a > Socks 4（左の方が優秀） の設定を選んでください。このどの機能も持たないプロキシは、BitComet には使えませんので、No Proxy としてください。

なお、HTTP 1.1は、BitCometのファイルの転送には使えないのでご注意ください。トラッカーの情報を取得するときにのみ利用します。