そのため、
・ほとんど操作を受け付けない
・同時に他のことができない
・インターネットエクスプローラーが表示されない
・家族がインターネットを利用できない
という現象が発生することがあります。
ルーターの能力が低かったり、
無線LANだったり、
ADSLだったり、
パソコンのスペックが低かったり、
プロバイダーに帯域制限かけられたり
する関係で、通信負荷を下げる控えめな設定をするときにチェックしたい項目です。
瞬間的な通信速度は下がるでしょうが、
ルーターのハングアップや、
断続的にしか通信できない、といった現象を回避できるかもしれません。
速度を上げるための設定の逆を行けばいいわけです。
まず、実行するタスクは1つに減らして見てください。
同時に多数のタスクを実行するとそれだけ負荷があがります。
オプション
+接続
+全般設定
+全体の最大ダウンロード速度 測定した回線速度の80%程度より少なく ※
+全体の最大アップロード速度 測定した回線速度の80%程度より少なく ※
+タスク
+タスクのスケジュール
+同時ダウンロードの最大数 を1に
+BitTorrent
+DHTネットワークを有効にする 必要ないときは無効にしておく【特に効果大】
+Torren共有を有効にする 必要ないときは無効にしておく
+維持的なシード
+維持的なシードの制限速度 全体の実際にアップロード可能な速度の1/10程度に
+高度な設定
+高度な設定
+network.max_connecting_connections(TCP接続の最大同時試行数) 5程度に
+network.max_connections(全体の最大接続数) 5程度に
+ディスクキャッシュ
+最大ディスクキャッシュ 搭載メモリより256MB(XP)512MB(Vista)以上少ない値で、できればタスクのサイズより大きく
以上を設定して、症状が改善したら、シードが十分に存在するタスクでの動作状況をみて、少しずつ環境に応じて数値を増やして行くのがいいでしょう。
プロバイダーの規制のある環境では、無闇に大きな値を設定して、多数のピアと接続しようとしても、かえってパフォーマンスが悪くなります。
※プロバイダーの規制により、BitTorrentの通信速度は、速度計測サイトほどは出ないこともあります。その場合は、実質的なBitTorrentでの通信速度を参考に設定してください。