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Intelligent TCPIP.SYS patcher / EventID 4226 patchの使い方

 

Windows XP SP2 の TCPIP.SYS の更新

訳者注:このコンテンツは、BitCometを使用する際、TCP接続の同時試行数の制限値を大きくするようにアドバイスされるため、その対処方法として用意したものです。現在は、BitCometにもパッチを当てる機能がありますし、Biotというツールも有名ですので、必ずしもこのツールを使わなければならないというものではありません。

2006年6月以降、新しいバージョンのTCPIP.SYSへの対応も行なわれていないことから、過去のツールと呼べるかもしれません。
Windows Vista や Windows 7 にも利用できません。(Vista はSP2から、7は最初から制限がありませんので対応不要です)Windows Vista Service Pack 2 および Windows Server 2008 Service Pack 2 で半開の TCP 接続数の制限を有効にする方法

お知らせ 2009年05月26日 6:45 pm

数年もの間、何もありませんでしたが、ここに来て再度お知らせがあります。
まず、このパッチは未だに動作します。ただ、Windows XP 32ビット版においてのみです。私は、Vista や Windows 7 用は作りませんでした。他方、 Vista (とOffice 2007)が示したように、私にとっては、Linuxの方がよりよいOSでした。また、 Windows 7 には、このような同時接続数の制限は存在していません。また、 Vista 用に来るであろうSP2にもないでしょう。簡単なテストの結果、 Windows 7 では、イベントログに何もメッセージを記録することなく、非常に高速な通信をたたき出しました。
私のこれからの仕事は、より Windows より Linux に限定されていくでしょう。もはや私にとって Windows は単なるゲームローダーなのです。

LvlLord

 

TCPIP.SYSの更新 2006年06月16日 11:15 pm

Microsoft は新しい TCPIP.SYS のビルド 5.1.2600.2892 を昨日のパッチ日にリリースしました。現在のパッチャー2.23d は依然として、この半開のTCP制限値を変更することができます。 ですが、より大きな制限値をセットするために、新しいバージョンのパッチャーを利用することができるようになりました。

LvlLord

TCPIP.SYSの更新 2006年02月15日 01:58 am

Microsoft はビルド 5.1.2600.2827 の新しい TCPIP.SYS を昨日のパッチ日にリリースしました。 現在のパッチャー2.23d は依然として、この半開のTCP制限値を変更することができます。 ですが、より大きな制限値をセットするために、新しいバージョンのパッチャーを利用することができるようになりました。

LvlLord

http://www.lvllord.de/

 

パッチの適用方法

ここから EvID4226Patch223d-en.zip を再度ダウンロードしてきます。左のリンクはこのサイトのミラーです。

このパッチはWindowsXP SP2のTCPIP.SYSを変更し、TCP接続の同時試行数の制限値の10をより大きな数値(デフォルトで50)にして、P2P接続の効率を高めようというものです。Windowsのシステムファイルにパッチを当てますので、覚悟を決めて実施してください。覚悟の決まらない人は、パッチを当てなくても動作はしますので、無理に当てなくてもいいと思います。また、このパッチ自体の正当性はチェックしていません。


展開すると


これらのファイルが現れますので、EvID4426Patch をダブルクリックします。


警告がでてきますが、「実行」をクリックします。


2006年8月27日現在、TCPIP.SYSのバージョンは、 5.1.2600.2892 です。

TCPの同時接続の試行数をSP2の標準から 50 に変更しますか?

という質問には、[C] を入力します。

【注意】2度目に実行すると、50から10に戻すのが [Y] 相当になっています。表示が「limit to 50 ?」でない場合は、[N] で中止するか、[C] で任意の値に設定してください。

新しいバージョンだと、[C]を選んだ場合、このリミットが 10~16777214 の間で変更できるようになっています。


たとえば 100 に設定してみます。

確認なので、 [Y] とします。


TCPIP.SYS を置換するために、 [Y] を入力します。約15秒、ファイルの置き換えが完了したかのチェックを待ちます。


Windowsのファイルを変更しますので、途中でこのダイアログが出ることがありますが、「キャンセル」して、


「はい」をクリックして、認識できないバージョンのこのファイルを使用することにします。


以上でファイルの置き換えは完了です。

C:\WINDOWS\System32\Drivers\TCPIP.SYS.ORIGINAL

にオリジナルのファイルが保管されたと表示されています。

何かキーを押してこの窓を閉じた後、Windowsを再起動してから、BitCometのオプションを変更ください。

オプション - 高度な設定 - 接続の詳細 - TCP接続の最大試行数

【注意】 BitCometのオプションで、ここで設定している値と同じ値をセットすると、他の通信が利用できなくなりますので、ここで設定した値より少なくする必要があります。また、ルーターによっても限界値がありますので、むやみに大きすぎる値を設定するのは逆効果です。