このコンテンツは、日本語(非公式版)独自の内容です。
BitCometの新しいバージョンを「どうしても」インストールしたい方のためのガイドです。
なお、新しいバージョンにしたからといって速度が上がるわけではありません。更新履歴に書かれた新機能の利用や、現在発生している不具合への対応が目的でない場合はあまり意味がないことがあります。
もちろん、新しいバージョンがちゃんと動作するかテストしてみたい、という方は大歓迎です。
Setup版を前提に書かれています。そもそも初心者向けではないZIP版を利用されている方はご自分で対処してください。
慎重なアップグレード手順は不要で、不具合が起きても以前の状態に戻せなくても構わない、という場合用の簡単な手順もまとめてみました。
BitCometを起動して、
ファイル-インポートとエクスポート-エクスポート
を選択、「...」をクリックして、
保存先とファイル名を指定して保存、
エクスポートをクリックします
エクスポートは成功しました、と表示されればOKです。
0.72以前のバージョンでは標準設定ではBitCometのインストール先のDownloadsフォルダにダウンロードしたファイルが保管されていますので、
C:\Program Files\BitComet\Downloads
フォルダを C:\ 直下に移動して、 C:\Downloads としてください。
0.73以降のバージョンでは C:\Downloads が標準のダウンロードフォルダになっています。その場合は移動しなくても大丈夫です。
BitCometのダウンロード中のファイルのTorrentファイルは、標準設定ではBitCometのインストール先のTorrentsフォルダに保管されていますので、
C:\Program Files\BitComet\Torrents
フォルダをデスクトップなどに移動してください。
Vistaの場合は、
C:\ユーザー\(自分のユーザーアカウント)\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\BitComet\Torrents
になります。AppDataは隠し属性になっているので、整理-フォルダと検索のオプション-表示で「すべてのファイルとフォルダを表示する」をチェックしてOKして表示させる必要があります。
BitCometをアンインストールしてください。
過去の特定のバージョン(0.60~0.63)では、Yahoo!ツールバーのOEM版であるBitComet Toolbarがインストールされてしまっていることがあります。不要な場合は、こちらも、
スタート-コントロールパネル-プログラムの追加と削除
から削除してください。もちろん、削除してもなんら影響はありませんし、必要なら最新版のYahoo!ツールバーをインストールされればよろしいでしょう。
必要なフォルダの保管がすんだら、
C:\Program Files\BitComet
フォルダを中身ごと全て削除してください。【特に重要】
Vista の場合は、これに加えて、
C:\ユーザー\(自分のユーザーアカウント)\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\BitComet
も削除する必要があります。AppDataは隠し属性になっているので、整理-フォルダと検索のオプション-表示で「すべてのファイルとフォルダを表示する」をチェックしてOKして表示させる必要があります。見えなくても削除しなくていいわけではありません。
新しいバージョンのBitCometをインストールしてください。
BitCometを起動して、
ファイル-インポートとエクスポート-インポート
を選択、「...」をクリックして、
保存先とファイル名を指定して開いてください。
タスクリストやポートやオプションなどの設定が引き継がれます。
新しいバージョンで新設された項目などの設定を確認して利用してください。
BitCometを起動して、
オプションなどを以前の状態に設定し直してください。
インポートしていないのに以前の設定が残っている場合は、設定とともに不具合も残っている可能性がありますので、最初からやり直してください。
ダウンロードを再開するときは、デスクトップなどに退避してあったTorrentsフォルダにあるTorrentファイルを開いて、保存先に、退避したDownloadsフォルダを指定すると、確認のダイアログボックスが表示され、未完成のファイルのダウンロードを続きから再開することができます。
エクスポートができていない場合、タスクリストを元のまま復元することはできません。1つ1つ手作業で登録し直してください。