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BitComet のオプション

オプションの説明

基本的にはオプションをどう設定すべきかどうか、は環境によって様々です。試行錯誤してあなたの環境に最適な設定を見つけ出してください。

現在、テキストは0.87ベースですが、画面写真はそれより古いものとなっています。最新のオプション画面

0.70のオプション画面はこちらです。

接続

全般
全体の最大ダウンロード速度
  • 無制限で問題なし。BitCometでファイルの転送中に、他にもインターネットを使いたい人は、自分の回線の速度に応じて、マージンを残した値を設定する必要があります。単位はkB/s(キロバイト毎秒)です。
  • 特定のトラッカーに接続したり、または特定のTorrentを使用すると、この値が600kB/sに固定されてしまうというケースがあるそうです。
全体の最大アップロード速度
  • ADSLの人は無制限にしているとダウンロードの為の信号が送信できませんので、アップロードの実効速度の80%ぐらいを設定するといいでしょう。ADSLのようなアップロードとダウンロードの速度が極端に違う環境の人は設定必須の項目です。
タスクのスケジュール
  • 最大同時ダウンロード数
    • タスクにリストされているタスクを同時にいくつ実行するか、という設定です。マシンのパワーと、回線の帯域と、そのTorrentの転送速度と、ルーターの能力に応じて設定してください。ここに設定されている以上のタスクがある場合は、先に実行されているタスクが終わるまで、待ち状態になります。回線が細い、処理能力の低いパソコンの場合は設定値を少なくしてください。
  • ダウンロード速度がこの値以下なら、新しいタスクを自動的に開始する
    • 十分な速度がないTorrentの場合は、あらたに別のタスクを実行してもいいと判断する基準値です。3kB/sが初期値ですが、自分の状況で、適当に設定すればいいと思います。現在実行中のタスクでダウンロードのスピードがでないものがある場合、上の項目の設定により、待ち状態になっているタスクがスタートされます。

ポート

監視ポート番号

  • ポートが空けられていなければ設定する意味が無いです。http://winny.cool.ne.jp/lesson1/scan-.html
    このページで空いているかどうか確認できます。
  • 自分のお好みのポート番号を設定するか、「ランダムポートの選択」ボタンで、ランダムなポートを選択することができます。UPnPで自動的に開放するように設定するか、ご自分でルーターの「ポートマッピング」等で設定してください。
  • 監視ポート無し
    • ポートの監視をしません。環境的に、ポートの割り当てができない場合はこちらを選択してください。

[接続]-[プロキシ]

全般

プロキシの種類

No Proxy … プロキシを使用しない
Socks4
Socks4a
Socks5
HTTP1.1

から選択できます。必要があれば、利用するプロキシにあわせて設定してください。通常はNo Proxyで問題ありません。 日本からの接続を拒否しているピアが多いTorrentをダウンロードするときなどは、海外のプロキシを Socks で利用するといいでしょう(通常のホームページ閲覧用のプロキシでは Socks は使えないことがあります)。

プロキシのURL
プロキシのポート

利用するプロキシに合わせて設定してください。

認証

認証要求

プロキシサーバーに接続するために認証が必要な場合はここにチェックして、ユーザー名とパスワードを入力します。

ユーザー名
パスワード

利用するプロキシに合わせて設定してください。


タスク

ダウンロード

標準のダウンロード先フォルダ

    お好きな場所に設定してください。通常は C:\Downloads フォルダになっています。

新しいタスクを追加するときに、タスクのプロパティを表示しない

    チェックしておくと、Torrentファイルをダブルクリックしたりすると、規定値でいきなりダウンロードがはじまります。 ダウンロード前にタスクのプロパティが表示されるようにしたい人はチェックを外しておきます。

ダウンロードを開始する前に、あらかじめディスク領域を割り当てる

    チェックしておくと、例えば500MBのファイルをダウンロードしようとすると、トレントファイルを開いた時点であらかじめHDD内に500MBのファイルが作成されます。ダウンロードしたファイルの断片化を防いだり、ダウンロード中にディスク領域が足りなくなったりすることを防げるでしょう。そのかわり完了する見込みのないTorrentの場合はかなりディスク領域のムダになります。

未完成のファイルに「.bc!」拡張子を付ける。

    ダウンロード中の未完成のファイルはsample.avi.bc!のようになり、完成したファイルと見分けがつくようになります。ちなみに99%ほど落としたものはbc!を削ると確認できる場合もあり。VLC media playerなどは *.bc! のまま無理矢理再生する機能があって便利。

タスクが削除するとき、空のファイルも削除する。

    途中でやめた物等のゴミを削除できる設定なので、チェックしておいたほうがいいでしょう。

ダウンロード戦略をプレビュー用に最適化する

    ダウンロードするためにリクエストするファイルの順番を、プレビューしやすいようにおそらく先頭からリクエストしていく方法をとるようにするのだと思います。特にプレビューする必要がないのであれば、チェックを外した方が効率はよくなるでしょう。

起動時に前回終了時のタスクの状態を復元する(実行中だったタスクを再開)

    チェックを外しておくと、BitCometを一旦終了し、再起動したときは、全てのタスクが停止状態になります。

ダウンロードの完了

すべてのタスクが完了するか自動停止したときに、システムをシャットダウンする

    電気は大切に。

タスクが完了したときにサウンドで通知する

    タスクが完了すると、音で知らせてくれます。鳴らすサウンドファイルを選べないのはご愛敬?


タスク-BitTorrent

BitTorrentタスク

ダウンロードの完了時に、もう一度ハッシュ値を照合する。

これにチェックを入れるとダウンロードが完了したときに、一旦接続を切ってハッシュをチェックし直します。ファイルの完全性が高まりますが、一旦接続が切れてしまいます。そんなに照合でエラーが出るわけでもないですし、手動でチェックし直すこともできますから、外しておいてもさほど問題ありません。

ダウンロードの際、P2Pキャッシュサーバーに接続を許可する(ISPが対応している必要があります)

BitTorrentでの通信を支援するキャッシュサーバーが用意されているプロバイダーの場合、チェックすることで、通信の効率を上げることができます。プロバイダーにとっても、加入者がバラバラにトラッカーへ接続しに行くよりかは負荷の軽減になるメリットがありそうです。

HTTP/FTPリソースを検索するために、サーバーへアクセスすることを許可する

BitTorrentのファイルと同じものがHTTPサーバーやFTPサーバーからもダウンロードできないか検索する機能ではないかと思います。

ファイルを右クリックしてTorrentを作成できるようにする

お好みで。チェックすると、ファイルを右クリックして「Torrentの作成」ができるようになります。

BCTPリンクを開くときに確認ダイアログを表示する

チェックを外すと、BCTPリンクをクリックしたとたん、BCTPリンクからTorrentファイルを入手する動作が始まります。

標準のBitTorrentクライアントに設定する

混在して使う方など。

ピア一覧に表示する最大ピア数

ピア画面で誰とどれくらいの速度で繋がっているか分かります。あまり多くても意味無いので適当に。初期値は100だったと思います。画面表示だけと思われます。(少なく設定しても、ちゃんとそれ以上の数のピアと接続します)少ない方がパフォーマンスかあがると思います。

タスクの自動停止

以下の条件の全てを満たしたときにタスクは自動的に停止します

チェックしておくと下記の条件を全て満たしたタスクは停止され、いつまでもアップロードを続けません。自分のアップロード帯域も有限の資源なので、それを有効活用しましょう。

負担率が設定値以上

300%以上を推奨します。

シード数が設定値以上

10が初期値ですが、不人気のTorrentの場合若干苦しい(自動停止になりにくい)設定値かもしれません。

シード時間が設定時間以上

120分が標準設定です。このままでいいでしょう。

 


タスク-HTTP/FTP

HTTP/FTP

BitCometのダウンロードコマンドをIEの右クリックメニューに追加する

IE上で、右クリックしてリンク先を全てダウンロード、という操作ができます。

Torrentファイルのダウンロード後にBitTorrentのダウンロードを開始する

新しいタスクを追加したときに自動的にファイルサイズとサーバーのレジュームへの対応を確認する

クリップボードモニターを有効にする

参照元ページを自動的に入力する

エラー時の最大試行数
タスク毎の接続数の初期値
各接続ごとのキャッシュサイズ(KB)

自動でいいと思います

IEのダウンロードをフックする

IEを監視し、下記に定義されるファイル形式の場合、BitCometでダウンロードするようにします。お好みで。

IEでフックするファイル形式

ここに設定させている拡張子のファイルのダウンロードをBitCometで行なうようになります。


外観

起動

スタートアップに登録する(Windows起動時に自動的に起動)

    Windowsの起動時に自動的にBitCometが起動します。お好みでどうぞ。

BitCometのメッセージを1週間表示させない

不明。

実行中

システムのスタンバイ/休止を回避する

チェックすることで、他のプログラムからスタンバイや休止状態に入る指示が出てもシステムがスタンバイや休止状態にならないようにできます。

BitComet内でウェブページを開く

組み込みIEでウェブページを開くようにします。お好みで。

閉じるボタンでタスクトレイに格納する

やたらウインドウの × をクリックしてBitCometを終了してしまうのが好きな人はどうぞ。

以下の操作の際に確認ダイアログを表示する

タスクのみ削除

タスクとダウンロードしたファイルの削除

どちらもお好みで。

終了を確認する

    うっかり×をクリックしてもタスクが中断してしまうのを避けられます。

ウイルスのチェック

ウイルスのチェック

ダウンロード後にウイルスチェックをする

ウイルス対策プログラムの監視が入ると、ダウンロードのパフォーマンスに影響が出るので、ダウンロードフォルダをウイルスチェックの対象外にしている場合など、ダウンロードが完了したら、自動的にウイルス対策プログラムでウイルスチェックをさせるように設定することができるようです。

ウイルス対策プログラムのパス

実行パラメータ

対象拡張子

どのソフトがどのような設定になるかはよくわかりません。

自動検出

ウイルス対策プログラムを自動的に掲出するらしいです。

高度な設定

高度な設定

起動時にアップデートを確認する

    めったに更新が無いのでチェックしておいてもいいでしょうが、どっちにしろ大差ありません(役に立ちません)。起動時に更新のチェックをする動作が気になる人はオフで。

ネットワークの状態を自動的に確認する

ポートの開放ができているのでしょうか?と心配する方のための機能です。右下のWANの前のランプで表示されます。

●緑
●オレンジ
●灰色

なお、実際にリモートからの接続があるかどうかを見ているだけなようですので、「タスクのピアにリモートがあればポート開放OK」とほぼ同義だと思います。ピアのいないタスクとかだと、実際にはポートが開放されていてもいつまでもオレンジのままです。

サービスの品質向上のためにタスクの統計情報を送信する

個人情報や、Torrent自体の情報は送信されない、と一応書かれています。できるだけオンで。

Submit video file snapshot after task download finish

ダウンロードが完了したら、それに含まれる動画ファイルのスナップショットをBitCometのサイトに登録します。タスクのスナップショットビューで見ることができます。

ボスが来た!キー(BitCometを画面上から隠し、バックグラウンドで動作させます)

    このキーを押すと、BitCometがメイン画面、タスクバー、タスクトレイから消え、あたかもBitCometが動作していないように見えます。もう一回押すと元に戻ります。キー割り当てはAlt+Bにしないと日本語キーボードの人は使えないかも。他はAlt+`とCtrl+`しかないので。

    ちなみに日本語キーボードでは、Alt+`はAlt+@、Ctrl+`はCtrl+@に相当します。

高度な設定-接続の詳細

接続の詳細

DHTネットワークを有効にする

    トラッカーレスでピア情報を交換する機能を有効にします。基本的にチェックでいいのですが、BitComet起動時にものすごい通信をします。これによって、IE等が一時的に使えなくなったりすることもあります。しばらくすれば使えるようになることが多いのですが、イヤな方はオフで。DHTネットワークは、BCTPリンクからTorrentファイルをダウンロードしたり、通常のトラッカーに全く接続できないときの予備的手段ですので、普段はオフで必要なときだけオンにする、という使い方もアリでしょう。

NAT/ファイアウォールの設定をICS/ICFで有効にする(XPのみ)

    Windows XPのICS(インターネット接続の共有)とICF(Windowsファイアウォール)で、NAT/ファイアウォールを自動制御します。手動設定しないのならチェックで。

UPnPポートマッピング機能を有効にする(XPのみ)

    UPnPに対応しているルーターを制御して、自動的にポートの割り当てを行います。手動設定しないのならチェックで。UPnPの動作が不安定なルーターもありますので、手動で設定できるのであればその方がいいと思います。手動でポートの割り当てをした人はチェックを外します。

終了時にNAT/ファイアウォールのポートを解放する(XPのみ)

    自動的に割り当てたポートを終了時に解放します。基本的にチェックで。

サーバーモードは、より多くの接続を実現しますが、特定の値を設定できません。

チェックすると、効率最優先の動作をします。通信速度の設定などが厳密に反映されず、目安程度になります。

タスクごとの最大接続数

    基本的に自動で。自動だと60ですが、ピアが数千なのにシードがわずかしかいない場合、いつまでもシーダーに接続できません。そのような場合、回線に余裕があるなら増やした方がいいでしょう。

全体の最大接続数

    自動で。回線やPCのスペックによって、調整したほうがいいこともあるでしょう。

TCP接続の最大同時試行数

基本的には自動でいいのですが、BitCometの使用中に他にもインターネットを利用する場合は、適宜設定が必要です。TCPIP.SYSにパッチを当てていないWindows XP SP2はこの上限が10というとても低い値になっています。パッチを当てて増やしている場合は、上限からルーターや他の用途を考慮していくらか少なくした数字を指定してもいいでしょう。

プロトコルの暗号化(プロバイダーのBTプロトコルのブロックを無効化)

プロバイダーでBTプロトコルを検出して通信を遮断するような所で、それを回避します。自動検出で。役に立ってるのかわかりませんが。

高度な設定-ディスクキャッシュ

ディスクキャッシュ

最小ディスクキャッシュ容量

ディスクキャッシュ容量の最小値です。適当でOKです。

最大ディスクキャッシュ容量

最大サイズの時に取得するディスクキャッシュ用のメモリです。取り扱うファイルのサイズより大きな容量が設定できるのであれば、設定した方がいいです。BitCometを使用していない時の空き物理メモリ容量と相談して決定してください。実装メモリより256MB少なくした程度でどうでしょう。

最小空き物理メモリ容量

残す物理メモリ容量を指定します。ファイル転送しながら他の用途にも使うときは他の用途に必要な容量を設定します。

指定範囲内でディスクキャッシュ容量を自動調整する

基本的にはチェックで。

高度な設定-TCP/IP制限

Windows XP SP2 にある、TCPIP.SYS の接続数制限にパッチを当てます。

EvID4226パッチと同じ目的です。

TCP/IP制限

現在のOSのバージョン

TCP.SYSのバージョン

現在のTCP接続の同時試行数の制限値

新しいTCP接続の同時試行数の制限値

システムファイル保護を無効にする 

見たままです。

高度な設定-スケジュール

BitCometの通信速度を曜日・時間帯別に高速・低速・停止の3つの状態をスケジュールすることができます。0.82ではちょっと画面の表示がおかしいですが。

スケジュール

スケジュールを有効にする 

スケジュール機能を使えるようにします。24時間ずっと動かしているパソコンの場合は便利でしょう。

スケジュール表

曜日別1時間単位のマスです。クリックする度に 高速→低速→停止 と切り替わります。

スケジュールの設定

高速時のダウンロード制限

高速時のアップロード制限

低速時のダウンロード制限

低速時のアップロード制限

そのまんまです。